■フランチャイズとは?
フランチャイズとはビジネスモデルの一つ。一般的にFCなどと短縮して呼ばれます。同じ商品、イメージ、マーク、マニュアルなどを使用する権利を契約者に与え、それをもとに経営を行う手法の事です。
一般的にはコンビニや買取業者、介護ビジネスで使用されています。
開業を目指す新オーナーとしては企業のノウハウを得る事が出来、初出店でありながらその企業のブランドを借り受けることでお客さ んの流れを呼びやすく、また企業としても店舗拡大を手軽にはかる事が出来る開業方法です。
■フランチャイズの歴史
フランチャイズは19世紀のアメリカで生まれました。
今では誰もが知る、ケンタッキーフライドチキン(KFC)がその第一号であったと言われています。
日本でフランチャイズ式の開業方式が使われるようになったのは1960年代のこと。
その当時フランチャイズを開始した企業にコカ・コーラ社やダスキン、不二家などがあります。
ですがこれよりはるか昔、江戸時代の折から日本にはフランチャイズによく似たビジネスモデルがありました。
それは『暖簾わけ』という制度です。
江戸時代、商家では長い間奉公した人に店の名前や暖簾印を分けることを『暖簾わけ』と言いました。
フランチャイズはこの『暖簾わけ』と極めて同じものであると言えます。
フランチャイズは英語のfranchiseから来た言葉です。
意味は「〜に特権を与える」
この二つの違いはロイヤルティーの支払いが発生するか否か、というところでしょう。